評論家の荻上チキさん(右)と栗原俊雄記者

 いじめと戦争――。両者にいったい、どんな関係が?

 オンラインイベント「なぜ戦争は「いじめ」を生み出したのか 荻上チキさんと語る」(毎日新聞社主催、12月6日午後7時開催)で、評論家の荻上チキさんと毎日新聞の栗原俊雄専門記者が対談する。

 学校のいじめについて問題提起を続けてきた評論家の荻上さんは、あるきっかけで、戦時下のいじめに着目した。「一年中8月ジャーナリズム」の「常夏記者」を自称し、20年にわたり戦争報道を続けてきた栗原専門記者と、今年7月に共著で「大日本いじめ帝国 戦場・学校・銃後にはびこる暴力」(中央公論新社)を刊行した。

 80年前に終わった太平洋戦争のさなかで、過酷で陰湿ないじめが横行していたことを同著で明らかにした。戦場だけでなく、学校や職場、疎開先など「銃後」と呼ばれる日常生活の場で、大量の暴力が生み出されていた。

 徹底した取材と分析を通じて見えてきた「いじめが起きる構造」。2人の対談を通じて解き明かす。本に盛り込めなかったエピソードもお楽しみに。【オンラインイベント事務局】

主な内容(予定)

・戦時下のいじめに着目したわけ

・疎開先、学校、勤労動員先、婦人会……いじめの実態

・いじめのメカニズム

・戦時下のいじめが現代に問うこと

・Q&A

申し込み

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イベント概要

【日時】2025年12月6日(土)19:00~20:30(18:45入場開始)

(チケットご購入の方には別途、イベント後にアーカイブを1カ月ほど視聴できる案内をいたします)

【会場】Zoomウェビナー

【参加費(税込み)】

①イベント視聴チケット:1,650円

②【学割】イベント視聴チケット:1,100円(年齢を問わず、小中高大専門学校に通っている方が対象です)

 無料視聴プランのご案内はこちらをご覧ください。

【締切】2025年12月6日(土)19時00分

【主催】毎日新聞社

【本オンラインイベントに関するお問い合わせ】event@mainichi.co.jp(毎日新聞社オンラインイベント事務局)

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