年末年始の帰省客や駅の利用者を温かく迎えようと、九州鉄道OB会の行橋、豊前築上の両支部のメンバーが、JR日豊線の五つの駅前に、大門松の飾り付けを進めている。乗降客には、師走の風物詩として親しまれている。
行橋駅では3日、行橋支部(緒方正敏支部長)のメンバーとJR九州の職員約20人が、駅の東西両側に高さ3・5メートルの門松各1対を設置した。福岡県みやこ町横瀬の竹林から切り出した若い孟宗竹(もうそうちく)に、「災難を転じる」の意味を持つ南天など、縁起物の花木で飾り付けた。
一方、豊前築上支部のメンバーは2日に吉富駅(吉富町)、3日に宇島駅(豊前市)で高さ約3メートルの門松1対をそれぞれ設置した。5日までに豊前松江駅(同)と椎田駅(築上町)にも飾り付ける。川上義昭支部長(81)は「年の瀬で慌ただしいですが、安心・安全に駅を利用してもらいたい」と話した。【松本昌樹、出来祥寿】
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