総務省はマイナンバーカードの保有枚数が1億枚を超えたと発表しました。人口に対する保有割合は80・3%になります。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「マイナンバーカード1億枚突破」を解説します。
Q マイナンバーカードって聞いたよ。どんなカードなの?
A マイナンバーカードは、国民全員に割り振られる12ケタの番号「マイナンバー」が記載された身分証明書です。
Q いつから使われているの?
A 2016年1月から交付が始まり、来月で10年になります。
Q 最初はあまり使われていなかったの?
A 当初は個人情報の漏えいへの心配や、使い道が少なかったため、普及が進みませんでした。
Q 今はどれくらいの人が持っているのかな。
A 3日時点で1億2万9804枚が発行されていて、人口に対する保有割合は80・3%です。
Q どうしてたくさんの人が持つようになったの?
A 政府がカード所有者を対象とするポイント還元制度「マイナポイント」に加え、コンビニエンスストアで各種証明書が交付されるサービス、保険証機能を一体化した「マイナ保険証」の運用を通して、利便性向上を図ってきたからです。
Q 政府はどんなふうに考えているの?
A 林芳正総務相は「カードの利便性拡大に努めてきたことなど、さまざまな取り組みの成果だ」と述べました。
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