JR旅客6社は16日、年末年始(26日~1月4日)の新幹線と在来線の指定席予約状況を発表した。全体の予約席数は前年度比2%増の524万席。1日当たりの予約席数としては、記録が残る1996年度以降で過去最高を更新した。JR各社は「国内旅行の好調に加え、新幹線や特急の全車指定席化が進んでいるため」と分析している。
混雑のピークは、下りが27日で、上りは3日。下りは30日まで混雑が続く傾向があるという。
新幹線の予約席数は430万席で、前年度比3%増。方面別では、東北は1%増で、27~30日に東京駅を出発する「はやぶさ」「こまち」は夜間を除きほぼ満席。東海道は4%増で、27、28日午前に東京駅を出発する「のぞみ」はほぼ満席という。期間中は年末年始では過去最多の1日平均443本を運転する。
JR西日本管内の北陸は8%増で、九州は5%減。いずれもピーク日を含めて座席にまだ余裕があるという。
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