広島が誇る食の魅力を県内外の人たちに発信する「OK!!広島(おいしいけぇ、ひろしま)“推し食”グランプリ」が決定し、16日に広島県庁で発表された。
ファイナリスト5組の中から、同県安芸高田市のご当地グルメで、みそベースのだしにラー油などで辛みを加えたオリジナルうどん「夜叉(やしゃ)うどん」がグランプリに輝いた。
「夜叉うどん」のPRを務める神楽門前湯治村(安芸高田市)の役員で「うま辛伝道師」こと江種恭匡さん(41)は「安芸高田のネギをふんだんに使い、刺激的な辛さの後に、芳醇(ほうじゅん)なうまみがやみつきになる一杯になっている」と言う。
グランプリは県が主催し、8月4日~9月15日にウェブで予選ラウンドを実施。31組がエントリーし、6万2060票の投票でファイナリストが選ばれた。決勝ラウンドは11月1~30日にウェブであり、投票数8794票のうち「夜叉うどん」が2位に大差をつける4114票を獲得した。
江種さんは「カキやお好み焼きに並ぶ広島の食になってほしい」と期待を語った。【川原聖史】
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