【動画】メルセデス・ベンツのはしご車、半世紀ぶりに復活=小玉重隆、寺西哲生撮影

 岐阜県坂祝(さかほぎ)町の中日本自動車短期大学で17日、1935年式のメルセデス・ベンツ機械式はしご車の試験走行があった。はしご車は、名古屋市消防局が保有し、68年に引退。2017年ごろから同短大の学生や教員らが修復に取り組んできた。市によると、同型では国内で唯一現存する車両だという。

 この日、関係者が見守るなか、直列6気筒95馬力のエンジンをうならせ、全長9.52メートル、総重量10.754トンの車体がゆっくりと、半世紀ぶりに走行する姿を披露。市は今後、はしご車を出初め式や防火、防災の普及活動などに活用するという。

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