政府は2026年度の診療報酬改定率を正式に決めました。全体では2.22%のプラス改定となり、全体の改定率が2%を超えるのは32年ぶりです。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「2026年度診療報酬改定合意」を解説します。
Q 今回の改定で何が変わるの?
A 2026年度は、医師の技術料や人件費にあたる「本体部分」が3.09%上がり、医薬品の公定価格(薬価)は0.87%下がります。全体では2.22%のプラス改定です。全体の改定率が2%を超えるのは32年ぶりのことです。
Q どうして今回こんなに上がったの?
A 物価や人件費が高くなっているため、医療機関の経営を守るために大きく引き上げられました。本体部分の引き上げ幅が3%を超えるのは30年ぶりです。
Q 介護や障害福祉サービス報酬も変わるの?
A 介護サービスは2.03%、障害福祉サービスは1.84%引き上げられます。これにより、職員の月給が最大1万9000円上がる見通しです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。