
「京の奥座敷」として知られるおごと温泉(大津市)の観光協会は、旅行客向けに電動キックボードのレンタル事業を始めた。おごと温泉を起点に比叡山など近隣の名所を周遊しやすくすることで、インバウンド(訪日外国人)客などを取り込む。キックボードは滋賀ダイハツ販売(滋賀県栗東市)が提供する。
キックボードは温泉街の中心部、おごと温泉観光公園に4台用意した。12日には公園から直線で500メートルほど離れたJRおごと温泉駅の敷地にも4台配置する。相互に移動後の「乗り捨て」が可能になる。計8台の位置は滋賀ダイハツ販売が全地球測位システム(GPS)で把握し、2カ所に配備する台数を常に調整する。
おごと温泉観光協会の池見喜博会長は「新たなモビリティーで周遊観光を盛り上げたい」と話す。これまでは温泉街から周辺の観光スポットに向かう交通手段が乏しかったという。周遊の楽しみを訴求することで、京都を訪れるインバウンドなどの誘客につなげたい考えだ。
滋賀ダイハツ販売は2025年12月から、キックボードのほかに軽自動車と「トゥクトゥク」と呼ばれる3人乗り電動バイクも1台ずつ、おごと温泉観光協会に提供してきた。協会はJR比叡山坂本駅をはじめとする周辺駅にもキックボードを配備できるようJR西日本などと協議していく方針だ。
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