暴行動画の拡散を受け、謝罪する栃木県教育委員会の大高栄男教育次長(中央)ら=栃木県庁で7日、池田一生撮影

 栃木県立高校で生徒が別の生徒に暴行を加える様子の動画が交流サイト(SNS)に投稿された問題について、県教育委員会が記者会見を開き、いじめ防止対策推進法上のいじめに該当する可能性があるという認識を示しました。

Q どんな動画が問題になったの?

A 栃木にある県立高校のトイレで、男子生徒が無抵抗の男子生徒の顔を拳で殴り、後頭部を蹴る様子が映っている動画です。周りにはやし立てる生徒もいました。

Q いつ撮影されて、どうやって広まったの?

A 動画は昨年12月19日に撮影され、1月4日からインターネットで拡散しました。

Q 学校はこの暴行を知っていたの?

A 学校は動画が拡散されるまで暴力行為を把握していませんでした。関係する生徒に聞き取りをして、動画が複数の生徒間で共有されていたことが分かりました。

Q 学校や県教育委員会はどんな対応をしているの?

A 学校は8日に全校生徒にアンケートを行い、詳しい事実関係を調べています。県教育委員会は「学校管理下でこのような行為があり、被害生徒や関係者に深くおわびする」と記者会見で陳謝しました。

Q いじめ防止対策推進法って何なんだっけ。

A 学校でのいじめを防ぐための法律です。今回のケースもこの法律上のいじめに当たる可能性があると県教育委員会は考えています。

Q 加害生徒はどうなったの?

A 加害者とみられる生徒は警察の任意の聴取に暴行を認め、「大変申し訳なかった」と話したということです。

Q 学校にはどんな影響が出ているの?

A 学校には200件を超える電話が寄せられ、一部の部活動は大会出場を辞退しました。また、関係者を名指しした書き込みも拡散しています。

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