犬は人間のボディーランゲージや表情などから感情を読み取る(写真はイメージです) Robin Jonathan Deutsch-Unsplash

<愛犬が自分の気持ちを理解していると感じるのは、気のせいではない。人の感情を読み取る能力に優れた、感情的知性の高い5つの犬種とは>

多くの犬は飼い主の感情を察知することができ、なかでも特定の犬種はその能力に非常に長けている。

飼い主の感情を読み取る能力が高い犬種について、獣医師のライザ・カーンに話を聞いた。

感情に敏感な犬種として挙げられたのが、以下の5種だ。

・ボーダーコリー
・プードル
・ゴールデンレトリバー
・キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
・ビズラ

上の3つの犬種は、著名な研究者のスタンレー・コレンによる「最も知能が高い犬種」にも選ばれている。

「感情的知性が高い犬は、人間の感情に深く同調できる。飼い主が何を感じているかをより認識し、それに対して適切に反応する術を心得ている」とカーンは言う。

研究によれば、感情のサインは往々にして微細なものだが、動物はそれを多様な方法で読み取る。犬は人間のボディーランゲージ、表情、声のトーン、さらには匂いの違いから感情を判別している。

感情のサインは、犬が認識するだけでなく、彼らの行動にも変化を与える。

「飼い主が幸せそうなら、犬も喜びを爆発させる。逆に飼い主が悲しんでいれば、そっと寄り添って慰めてくれる」とカーンは指摘する。

一部の犬種が人間のサインを読み取ることに長けている理由について、カーンは「もともとの知能の高さが助けになっているが、それ以上に『繁殖の歴史』が大きな役割を果たしていると考えられる」と述べる。

人間と密接に働くために繁殖された犬種は、感情的に知的な特性をもつ個体が意図的に選別されてきたという。

カーンによれば、家畜を牧畜するために飼育されてきたボーダーコリーは、飼い主が何を求めているか、自分の仕事に満足しているか、不満を抱いているかを敏感に察知する必要があった。

愛玩犬も、飼い主がいつ慰めを必要としているかを理解し、寄り添う能力を重視して選別されてきた。

では、この共感力は後天的に伸ばすことは可能なのだろうか。

「感情的知性は、ある程度まではトレーニング可能だ」とカーンは言う。「望ましい行動をとったときに一貫した『正の強化』を行うこと。また、犬を様々な状況に慣れさせることで、新しい物事に直面した際にも安心感と快適さを感じられるようにすることも重要だ」


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