阪神大震災(1995年1月17日発生)から31年となるのを前に、福岡県苅田町は16日、町学校給食センターが非常食として備蓄している「救給カレー」約3500食を町立の全小中学校の給食として提供した。
子どもたちが非常食を体験することで災害時の対応を学ぶ防災教育の一環で、センターが初めて企画した。救給カレーは、東日本大震災(2011年)をきっかけに、全国の栄養教諭と学校栄養職員が、ライフラインが途絶えた中でも食べることができるようにと考案。ご飯も混ぜられた1袋150グラム入りで、アレルギーの原因となる特定原材料28品目を使っておらず、温めずにそのまま食べられる。
与原小6年1組の教室では、担任の教諭が「阪神大震災をきっかけに1月17日は『防災とボランティアの日』に制定された」などと説明。「いただきます」と手を合わせ、かしわうどんやキンピラゴボウとともに味わった。
秋永斗慈(とうじ)さん(12)は「あまり辛くないので子どもでも食べやすかった。いざという時のために食べられるものを準備しておくことは大切だと思った」と話した。【松本昌樹】
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