たまにはあまり知られていない場所を旅行するのもいいかも New Africa-shutterstock
<世界には人にあまり知られていない観光地がまだまだたくさんある>
旅行トレンドは日々変化しているが、2026年の旅行トレンドは「発見の年」となりそうだ。
【写真】専門家が厳選する、2026年に訪れるべき「隠れた名所」10選
そんな中、あまり知られていない観光地が今、注目を集め始めている。
本稿では、旅行のプロたちが選んだ、決してメジャーではないが、今年人気が高まりそうな魅力的な旅行先を10カ所紹介する。
◇ ◇ ◇①マルタ
ラグジュアリーな旅行を提供する米旅行会社ビルトゥオーソと同様の業務を行う米旅行会社のケイデンスでアドバイザーを行っているジェシカ・パーカーは、「マルタ人気は、北米の旅行者の間で加速している。2026年6月からデルタ航空がマルタへの直行季節便を開始することや、ヨーロッパ各都市からのアクセスも良好であること、都市と島めぐりを組み合わせた旅程に最適なことが、その人気を後押ししている」と本誌に語った。
【写真】海から見たマルタの首都、バレッタ
北米に拠点を置くPR会社、ラモリー・メディアの創業者兼マネージングディレクターであり、マルタ在住のトレーシー・ラモリーも「どんな嗜好の人にも合う」と本誌に述べた。歴史ある静かな通りが続くムディーナ、そして今も馬が道を歩き、景観が千年前と変わらぬゴゾ島のゆったりとした時間が、マルタを訪れる人々を魅了する。
首都バレッタからは、船で気軽にコミノ島へ渡ることができる。透き通ったターコイズブルーの海で泳ぐことも可能だ。
②サルデーニャ島(イタリア)
2026年5月にデルタ航空がニューヨークからサルデーニャ島のオルビアへの新路線を増設することもあり、注目が集まりそうだ。
【写真】海に浮かぶサルデーニャ島
高級ウェディングおよびイベント企画を行う米企業、ミシェル・ドゥルペッティ・イベンツのオーナーであるミシェル・ドゥルペッティは「サルデーニャは、2026年に注目すべき最もエキサイティングな目的地の1つ。今、多くの旅行者が求めている、手つかずの自然美、深い文化的本物感、控えめな贅沢という、希少な要素がすべて揃っている」と本誌に語る。
「ヨーロッパでは長年愛されてきたが、アメリカ人旅行者にはまだあまり知られていない。人が少ない特別な場所を探している人には理想的だ。透き通った海岸線、古代から続く伝統、極めてローカルな食文化...魅力は尽きない」
③ブダペスト(ハンガリー)
パーカーは、「ウィーンの代わりに訪れる価値のある、過小評価されているヨーロッパの都市として、ブダペストを挙げたい」と提案する。
【写真】ブダペストのパノラマ
「徒歩での移動が非常に簡単で、ペスト側を歩くのが特におすすめだ。ブダ側はやや坂が多いが、市内でも屈指の眺望が楽しめる」
④ビアリッツ(フランス)
アメリカのラグジュアリー旅行代理店、ザ・デスティネーション・デザイナーのアレクシス・ダーフラーは「ビアリッツは、南仏のビーチの代わりとなりうる魅力的な選択肢だ。美しい海岸線、サーフ文化、深く根付いた料理の伝統を楽しめる」と本誌に語った。
【写真】ビアリッツの港
「ビアリッツは、気取らない優雅さと卓越した食、デザイン、文化の深みを兼ね備えている......需要が高まる前の2026年こそが、訪れるのに最適なタイミングだ」
⑤アレンテージョ(ポルトガル)
ダーフラーは、アレンテージョ地方について「ヨーロッパではますます見つけにくくなっている、空間の広がりと静けさが感じられる希少な場所」と述べた。旅行者は、中世の面影を残す丘の上の町、モンサラーシュを訪れたり、アルケバ星空保護区で星空を眺めたりするのがおすすめだ。
【写真】アレンテージョに浮かぶ満月
ユネスコの「スターライト・ツーリズム・デスティネーション(星空保護区。美しい夜空と星を体験できる場所)」に世界で初めて認定された場所でもある。
⑥バジェ・デ・グアダルーペ(メキシコ)
米カリフォルニア州のサンディエゴから車で南下、国境を越えたところにあるバジェ・デ・グアダルーペ。パーカーは「今なおあまり開拓されていない、数少ないワイン産地の1つ」と語る。
【写真】バジェ・デ・グアダルーペの夕暮れ
「2025年の春に訪れましたが、料理、ワイン、ホスピタリティ、デザインの質の高さに完全に魅了された。期待していた以上の体験ができた」
⑦エルサルバドル
中南米でスポーツフィッシング旅行の企画運営を行うセントラル・アメリカ・フィッシングのオーナー、クリス・アトキンスは「ここ数年で、エルサルバドルが次に注目される旅行先であることは明らかだ」と語る。
【写真】エルサルバドルの街並み
「エルサルバドルには、植民地時代の素朴な山間部の町やマヤ時代の遺跡、『アメリカ大陸のポンペイ』として知られる世界遺産のホヤ・デ・セレンなどの見所がある......人が少ないサーフポイントもあり、今や世界有数の国際的サーフスポットとして認知されつつある。最早『隠れスポット』とは言えない存在になりつつある」
⑧パナマ
パーカーはパナマについて、「中南米の中でも、豊かな自然、ビーチ、文化が独自に融合した素晴らしい国」と語る。「アメリカの複数都市からの直行便が新たに就航している。アクセスはこれまでになく便利になっている」
【写真】パナマのビーチ
カナダの旅行会社ジー・アドベンチャーズのアレックス・サンチェスは「人々は単に『何かを見る』だけでなく、(旅行の中で)『感動や驚き、喜びやつながり』を感じたいと望んでいる」と指摘。そして、パナマを「ビーチの時間に加えて、素晴らしい文化、食、建築が楽しめる......。旅行者にとって理想の三拍子が揃った国」と評した。
⑨キルギス
イギリスの旅行会社フラッシュ・パックの共同創業者であり、100カ国以上を旅してきた元新聞社のフォトジャーナリスト、リー・トンプソンは「2026年に最も注目している旅行先はキルギスだ」と語った。
【写真】キルギスの草原
キルギスの魅力として「いまだに手つかずのまま残る広大な山岳風景、高地のアルプス湖、何世紀も変わっていない遊牧文化」を挙げた。
⑩アルバニア
トンプソンはアルバニアを「ギリシャやクロアチアに似た魅力を持ちながらも、あまり知られていない場所」と表現する。
【写真】アルバニアにある旧市街
「美しいビーチ、素晴らしい料理、歴史ある町並みが揃っているが、人混みも価格インフレもない」
◇ ◇ ◇2026年はあまり知られていない「隠れた観光地」を旅して、他の人たちとは違う思い出を作るのもアリかも?
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