クフ王のピラミッド CK-TravelPhotos-shutterstock
<ピラミッドの内部を見たいという人は多いが...>
エジプトを訪れた女性が、ピラミッド内部に足を踏み入れた際、謎の「不快感」に襲われ、即座に後悔する様子を捉えた動画がSNSで注目を集めている。
【動画】ピラミッドで謎の不快感に襲われた女性...その後どうなった?
1月9日、TikTokユーザーの@by.aishsが投稿した動画には、クフ王のピラミッド内部にある狭い階段が映し出されている。画面上のテキストには「ピラミッドの中に入って、即後悔した時の視点」と記されている。
その後すぐに、彼女が感じている不快感が明らかになる。背景からは「もう戻る」との声が聞こえ、彼女は狭い通路の中に立ち尽くしている。やがて彼女自身も「うん、私も戻ると思う」と言い、引き返しながら「下りるわ」と付け加える。
動画に添えられたキャプションには、ピラミッド内部へ入ろうとする人への警告と共に、その不快感の正体が書かれている。
「閉所恐怖症の人にはあまり向いていないかも」
米総合学術医療センターであるクリーブランド・クリニックによれば、閉所恐怖症とは「狭く囲まれた空間に対する強い恐怖」のことで、「人口のおよそ12.5%が閉所恐怖症に罹患している」。
閉所恐怖症のトリガーには、ピラミッド内部のようなトンネルのほか、エレベーター、列車、飛行機、狭い車内なども挙げられる。
ピラミッド内部の道が細く複雑な理由
クフ王のピラミッドは、エジプトのギザ高原に並ぶ3つのピラミッドの中で最も大きいピラミッド。古代の世界七不思議の中で、唯一現存している建造物でもある。
建造当初は、約146メートルの高さを誇ったと考えられているが、浸食や石灰岩の外装が取り除かれたことで、現在の高さは約137メートルとなっている。
多くの旅行者がピラミッドの内部を探検することに憧れるが、その内部の狭さに驚くこともある。ブリタニカ百科事典によると、クフ王のピラミッドの内部には「開けた空間はほとんど存在しない」のだ。
ピラミッドの入り口は北側の地上から約18メートルの高さにあり、そこから訪問者は厚い石組みを通って、さらには地盤を削った下り傾斜の通路を進んでいく。途中、女王の間やグランド・ギャラリーへとつながる上り通路が分岐している。このグランド・ギャラリーは長さ約46メートルにも及ぶ傾斜した狭い空間である。
さらに奥の部屋に行くほど空間はより狭くなる。細長く締め付けられるような通路の先には、花崗岩で造られた王の間があり、内部には宗教的あるいは換気目的とされる通気孔が設けられている。
その上には、巨大な石の重みによる圧迫から埋葬室を守るために設けられた5つの小さな花崗岩の空間が重なっている。ブリタニカ百科事典によると、地下構造の多くはいまだ未完成のままだ。そのため、ピラミッド内部から迷路のような印象を受ける。
本誌は、この動画の真偽を独自に確認しておらず、TikTokの投稿者にコメントを求めている。
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