熊本県の阿蘇山上空を遊覧飛行中のヘリコプターが20日に墜落したとみられる事故で、ヘリコプターを運航していた「匠航空」(岡山市)が約2年前にも、同様の遊覧飛行中に不時着する事故を起こしていたことが、国の運輸安全委員会への取材でわかった。機長と中国籍の乗客2人が重傷を負った。
運輸安全委員会の経過報告などによると、この事故は2024年5月13日正午ごろに発生。匠航空のヘリは「阿蘇カドリー・ドミニオン」を離陸し、阿蘇中岳の火口近くを往復する7分間の遊覧飛行中だった。
火口付近の飛行を終えて着陸場へ戻る途中、「ボン」という異音とともにローターやエンジンの回転数が低下した。
機長は空き地に緊急着陸させたが、その際の勢いが強く機体は大破し、計3人が負傷した。
不時着したヘリは、今回の事故機と同じ米ロビンソン社製の同型機だった。
運輸安全委は昨年4月に経過報告をまとめ、その後も調査を続けている。
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