静かなはずの機内に響くのは…(写真はイメージです) Aleksei Zzaitcev-Unsplash

<その声は、深夜便の機内にほぼノンストップで響き続けた。近くにいた乗客が一睡もできずにぐったりしたという出来事をめぐり、ネットで論議が巻き起こっている>

上海からロサンゼルスへ向かうデルタ航空の旅客機での出来事だった。10~12秒ごとに叫び声が聞こえ、周りの乗客は12時間の飛行中、ほとんど眠ることができなかったとRedditユーザーの___Bbb333999は訴えている。

【画像】フライト中ずっと続いた「叫び声」...深夜便の乗客が遭遇した「悪夢」

声の主は1匹の猫だった。客室乗務員が飼い主に声をかけてもその声はやまない。投稿者はノイズキャンセリングのイヤフォンとヘッドフォンを両方着けて音楽を聴いていても、まだ猫の声が聞こえたと主張する。

「猫の飼い主は飛行中ずっと『魔法みたいに』眠ってて、猫が1分間に5~6回も鳴いてることに気付かなかった!」「猫は搭乗前に鎮静剤を与えられたってことだったけど」

猫に同情はするものの、自分は全然眠れなかったという投稿者。「客室乗務員から『この路線は必ず最悪な人たちがいるんです』と言われて苦笑いしたと打ち明ける。

客室乗務員は飼い主に対し、猫をトイレに連れて行って落ち着かせてほしいと頼んでいたという。

「彼女はそれさえしなかった」と投稿者は振り返る。「自分の猫のことがあまり好きじゃなかったみたい。一度だってなだめようとしなかったから!」

投稿は大きな反響を呼び、元客室乗務員やよく飛行機を利用するという人からもコメントが寄せられた。

元客室乗務員のユーザーは、「自分が乗務したフライトでファーストクラス(フェニックス―アトランタ便)に大きな声のシャム猫がいた。ゲートに近付く間もその猫の声が聞こえた」という体験談を書き込んでいる。

「動物をキャリーから出してはいけないというルールがあるけれど、猫の声があまりに大きかったので、その乗客に猫を抱いてもらった。これで問題解決」

別のユーザーは言う。「機内でおならをする犬の1列前の座席で10時間過ごした。最悪だった。味がするくらい。飼い主は面白がってたけど、自分は全然」

「ペット連れの搭乗には正しいやり方がある。でもこれは違う。こんなことがあると、そのために大金を払ってペットと旅行している自分たちまで悪く思われてしまう」というコメントもあった。

航空会社のルールに従う限り、今回のような状況で飼い主にできることはあまりない。

デルタ航空はこう規定している。「デルタ搭乗エリア内、搭乗および降機中、デルタスカイクラブ内および機内では、常にペットをケージに入れて扉を閉めておかなければならない」

そうした規定を守らない場合、次回以降はペット連れの旅行ができなくなる可能性もある。

こうした規定は動物と乗客の両方を守るためにある。それでも猫にとって、空の旅はストレスが大きい。

ペット連れ旅行情報サイトのPet Loungeによると、「猫と一緒の空の旅はちょっとした悪夢。しかしどんなことに遭遇するか分かっていれば、対処できる悪夢ではある」

現実にはちょっとした迷惑と、関係者全員の我慢が試される事態の中間あたりに落ち着くことが多いとPet Loungeは言い添えている。

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