成田スカイアクセス線の一部複々線化による路線イメージ図=京成電鉄提供

 京成電鉄(本社・市川市)は13日、東京都心と成田空港を結ぶ線路「成田スカイアクセス線」(京成高砂駅-成田空港間・総延長約51キロ)のうち新鎌ケ谷-印旛日本医大間約20キロの区間で、複々線化の検討を始めたと発表した。新たに2本の線路を増設して有料特急スカイライナーと今後導入予定の新型有料特急の専用線とし、成田空港の機能強化で見込まれる輸送需要の増大に対応したい考えだ。

 既存の線路の外側に新たに線路を敷設する計画で、事業費や工期は明らかではないが、完成すればスカイライナーは日暮里-空港第2ビル間が現在の最速36分から30分台前半に短縮する。

 2028年度に導入予定の新型有料特急は、アクセス特急で現在50分余かかっている押上-空港第2ビル間を30分台前半で結ぶ見通しだが、新線を走らせることでさらに短縮され、同区間が20分台後半でつながる見込みだ。

桜をイメージしたという京成電鉄の新型有料特急の外観イメージ=同社提供

 成田空港は29年3月に運用開始を目指す滑走路の新増設により、年間旅客が現在の4000万人から7500万人に増加すると見込まれている。【合田月美】

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