奈良市の奈良国立博物館(奈良博、井上洋一館長)は17日、改修工事のため仏像館(旧本館)を今年9月14日から2028年春まで約1年半、休館すると、ホームページなどで発表した。

 仏像館は1895(明治28)年に帝国奈良博物館として開館した建物で、国の重要文化財に指定されている。築130年を超え、構造部分の補強などの改修工事が必要になっているという。

 工事期間中も、仏像館に隣接する青銅器館は開館を続けるほか、特別展や秋の「正倉院展」、春日大社の「おん祭」や東大寺の「お水取り(修二会)」に合わせた特別陳列など、新館での展示はこれまで通り行う。

 一方、金峯山寺(奈良県吉野町)仁王門の解体修理に合わせ、2021年から仏像館で公開している同寺の金剛力士像(国重要文化財)は、休館に伴い9月13日で展示を終了する。奈良博は「間近に見られる最後の機会になるので、ぜひ多くの人に見てほしい」としている。

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