冬の寒さは猫にとって命取り(写真はイメージです) Elise Farrow-Unsplash
<零下15度の過酷な寒さの中で飼い主に捨てられた2匹の猫が見つかった。生き延びた1匹は、凍死した仲間に寄り添い続けていた>
2匹の猫は飼い主が1月に転居した後、置き去りにされ、雪の中に取り残されていた。近所の住民に発見されたものの、助かったのはメスの1匹だけだった。イリノイ州の保護施設、TAPSノーキル・アニマル・シェルターを運営するトーリ・メンキが本誌の電子メール取材に明らかにした。
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「どのくらい外に放置されていたのかは分からない」とメンキは言う。「雪が降っていて、気温は零下15度くらいだった」
TAPSの2月13日のフェイスブックの投稿によると、オス猫の方は地面の上で凍って固くなった状態で発見され、助けが来る前に息を引き取っていた。それでも一緒にいたメスはそばを離れようとせず、凍てつく寒さの中で、ずっと寄り添い続けていた。
エリザベスと名付けられたメス猫は保護されて、2月8日にフルトン郡の施設からTAPSに移された。エリザベスの境遇と、明るい緑色の目に魅了され、すぐに里親希望者が相次いだという。
「引き取りを希望する人がたくさんいて、間もなくお家が決まるはず。この子はとても人懐こくて穏やかでいい子なので」とメンキは話す。
フェイスブックの投稿は2100を超すリアクションを集めて400回以上もシェアされた。エリザベスの幸せを願うコメントは数百件に上っている。
「誰だか知らないけれど、その人たちに罰が当たってほしい。エリザベスちゃんとその新しい家族にたくさんの愛を」
「こんなひどいことができるなんて信じられない」
「心底吐き気がする。早く安全で居心地のいい永遠のお家が見つかりますように」
動物福祉の専門家によると、氷点下の寒さの中に捨てられたペットは低体温症や凍傷の恐れがあり、たちまち命が危険にさらされる。ヒューメーン・ワールド・フォー・アニマルズ(旧米国ヒューメーン・ソサエティ)は、厳しい寒さの中で屋外に放置された動物を見つけた場合、地元の動物管理局や近くの保護施設に連絡するよう促している。飼い主が分かる場合、冬の寒さがどれほど危険かを認識していない可能性もあるため、丁寧に懸念を伝えることも検討する必要がある。
動物保護団体のPETAがメディアの報道をもとにまとめた統計によると、この冬は伴侶動物86匹が命を落とし、993匹が救助を必要としている。
自分のペットについては外出時間をできるだけ制限し、震えたり、足を上げたり、具合が悪そうにしている場合はすぐ屋内に入れる必要がある。肉球はペット用ブーツや肉球クリームで氷や塩や凍結防止剤から守り、散歩の後は足をすすぐ。犬や短毛種のペットの外出には、ペット用コートやセーターが役に立つ。どうしても屋外で過ごさせなければならない場合、新鮮な凍っていない水と、乾いた断熱シェルターを必ず用意する。
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