知的障害がある人の自立生活や居場所づくりを考えるオンラインシンポジウムが7日、開かれる。支援者や家族らでつくる「知的障害のある人の自立生活について考える会」の主催。
2025年の障害者白書によると、身体障害者の施設入所割合は1・7%、精神障害者の入院患者は4・4%に対して、知的障害者の施設入所は10・1%。大人になっても親元や施設で暮らす人が多いのが実情だ。
一方で、重度訪問介護などの障害福祉サービスを利用して地域で一人暮らしをする人たちもいる。会の運営委員で障害福祉事業所「風雷社中」(東京都大田区)の中村和利さんは長年、重い知的障害がある人と丁寧な関係を築きながら自立生活を支援してきた。「障害のある人が当たり前に街で暮らし、参加していくことがインクルーシブ(包摂的)な社会をつくる」がモットーだ。他の事業所と連携しながらノウハウを蓄積し、自立生活の取り組みはじわじわと広がっている。
シンポジウム「動く・動かす~知的障害のある人の自立生活と支援について」では風雷社中と大阪の社会福祉法人が実践報告。都内の事業所のシェアハウスやカフェなど制度の枠を超えた居場所づくりも紹介。家族を交えたのトークもある。無料。文字通訳・手話通訳あり。問い合わせは中村さん070・5572・7004。申し込みは6日まで。【上東麻子】
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