介助犬に対する社会の理解は十分ではない(写真はイメージです) Grant Durr-Unsplash
<盲導犬をめぐって機内でトラブル。そこに居合わせたインフルエンサーが投稿した動画が大きな話題となっている>
飛行機内で、盲導犬を連れた男性の隣の席になった乗客の反応を捉えた映像が公開され、非難が殺到している。
【動画】機内で盲導犬めぐるトラブル、インフルエンサーの毅然とした態度が450万回再生
TikTokで460万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーのジェン・ハミルトン(@_jen_hamilton_)がこの騒動の様子を投稿したところ、瞬く間に拡散された。
ハミルトンによれば、自らも介助動物と共に搭乗した乗客らが、盲導犬を連れた男性の隣に座ることを快く思わなかったという。
彼らの反応に憤慨したハミルトンは、自ら進んで男性の隣の席に移動した。礼を言うその乗客たちに対し、彼女はあてつけのように「光栄です」と言い放ったが、それでも彼らは不満を漏らし続けた。
動画の中でハミルトンは、エド・サマーズという名のその男性に自己紹介をしている。
「あんなこと、前にもあったんですか?」と彼女は問いかけ、「私はあなたの隣に座れることがうれしいです」と言った。
その後のナレーションで、ハミルトンはサマーズについて、IT関係の仕事をしており、「障害を持つ人々がより快適に世界と関われるようにすることを人生の使命としている人物」だと説明している。
「あの気難しくて古くさい人々にお礼を言いたい。大したことでもないのに大騒ぎしてくれたおかげで、最高にクールな男性と一緒に過ごすことができた」と、ハミルトンは語っている。
この動画は、本記事執筆時点で450万回以上再生されている。
サマーズ自身も動画を投稿し、ハミルトンが障害者に対して「寄り添う姿勢」を示す行動をとったと語っている。
彼によれば、ハミルトンは「勝手に仕切ったり思い込みで行動したりするのではなく」、解決策を提案してくれたという。
また、彼女はサマーズ本人に対し、隣に座ってもよいかどうかを確認した。「そのおかげで、その状況の当事者であり障害者である私が、その先の展開を選択することができた」とサマーズは言う。
「当事者として、自分が最善策を知っていると思い込んでいる人々に振り回されるのではなく、主体性を持つことができた」
ハミルトンの投稿には、「あなたは皆の手本だ」「あの瞬間にすぐさま『光栄なこと』と捉えたのは素晴らしい」など、彼女を称賛する声が相次いでいる。
あるユーザーは、「盲導犬は最高レベルの訓練を受けている。仕事に対して極めて真剣で、他の動物や人間に危害を加えることはない。盲目のパートナーを持つ身として、状況を収めてくれたことに感謝したい」とコメントした。
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