宮城県が運営する犬猫マッチングサイト「みやぎわんにゃん家族むすび」のチラシ=県提供

 宮城県は4月1日、保護した犬や猫と新たな飼い主をつなげるマッチングサイト「みやぎわんにゃん家族むすび」をオープンする。

 これまで、譲渡情報を知るには保護した保健所や県動物愛護センターの各ウェブサイトやSNSにアクセスする必要があったが、今回のサイトで一覧できるようになる。保護活動をする個人や団体、病気などを理由に飼育継続が困難になった飼い主といった譲渡側が直接、情報を掲載できる。更に、当事者間で連絡を取れるメッセージ機能も持たせた。

 宮城県全体の犬と猫の引き取り数は減少傾向で、2015年度の3448匹から24年度は8割以上減って558匹だった。県動物愛護管理推進計画(21~30年度)で目標に掲げる年間800匹以下を23年度(793匹)に続き下回った。

 仙台市を除き、過去10年の返還・譲渡率は犬で9割前後を維持。猫でも15年度の28%から24年度は71%まで上昇した。殺処分などとなった犬は過去5年で5%前後である一方、猫は減少傾向だが24年度も3割(168匹)に上る。殺処分ゼロや引き取り数の低減を目指す県はサイトの開設で譲渡環境の充実を図る。

 村井嘉浩知事は定例記者会見で「殺処分に1匹でも至らないようにすることが大事だ。新たな飼い主を必要とする犬や猫と、家族として迎える飼い主がつながる機会を増やしたい」と述べた。

 「みやぎわんにゃん家族むすび」(http://wannyan-musubi.pref.miyagi.jp/)。【山中宏之】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。