捕獲されたシカ=大阪市住之江区の市動物管理センターで2026年3月25日午後4時30分ごろ(市健康局提供)
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 大阪市城東区の府警本部関目別館の敷地内にシカ1頭が入り込み、大阪市が25日、捕獲した。市内では21日以降、都島区の公園などでシカを確認。近隣自治体を含めて目撃情報が相次いでおり、市は同一個体とみている。

 府警によると、シカは24日午後6時半ごろ敷地に入ってきたという。通報を受けた市生活衛生課は職員十数人を動員して、25日朝から囲い込みを開始。午後1時ごろ、設置していたオリに追い込んで捕獲した。

 シカは体長約1メートル、体高約90センチの雄で、けがはないという。市が住之江区の市動物管理センター(おおさかワンニャンセンター)に移送し、一時保護している。

 シカは奈良公園から来た可能性も指摘されることから、市は奈良県と協議したが、奈良県は「県境をまたいだ受け入れは前例がない」などとして受け入れない意向を示した。

 横山英幸市長は25日、報道陣に府内の施設と受け入れの調整を進めていると明らかにし、「シカが安全に次のステージに移れる環境を整えていくのが大事だ」と述べた。【面川美栄、川地隆史、鈴木拓也】

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