母犬は洪水で命を失ったが子犬のきょうだいはすべて救助された(写真はイメージです) Emir Kandil-Unsplash

<ハワイを襲った記録的な大雨による大洪水。現地では、動物愛護団体などがペットの救助活動にあたっている>

大洪水が発生した米ハワイ州で、動物愛護団体が母親を亡くした子犬のきょうだいを救出した。

【動画】記録的な洪水でペットも被害に、動物愛護団体によって救出された子犬たち

ハワイ州では3月20日から強力な「コナ・ロー(低気圧)」が数日間にわたって土砂降りの雨をもたらし、大規模な洪水が発生した。非常事態宣言が出され、マウイ島の一部では5日間で約1100ミリ以上の降雨を記録した。

記録的な大雨とそれに続く洪水によって、州全土の住民だけでなくペットや野生動物も危険にさらされた。ハワイ動物愛護協会は、これまでに犬58匹、猫47匹を含む計111匹のペットを保護した。

依然として取り残されているペットもいる中、同協会は洪水で母親を失った子犬のきょうだいを保護した。同協会の広報担当ディレクターであるブランディ・シマブクロは、子犬たちの救助は「困難を極めた」と本誌に語った。

「近隣の農業従事者らが協力し、泥に埋まった私たちのトラックを引き上げてくれたおかげで、出動することができた」とシマブクロは言う。

同協会は3月23日、全米動物愛護協会や地元ニュース番組「ハワイ・ニュース・ナウ」のニュースアンカーらと共にオアフ島北部ノースショアへと向かった。

フェイスブックの投稿には次のように記されている。「洪水で母犬を亡くした子犬たちの救助要請があった。子犬たちは今、私たちのチームが世話をしている」

SNSで共有された動画には、動物愛護協会や市民らが、洪水で身動きができなくなったペットを救助する様子が映されている。

気象メディアのウェザー・ネイションは23日、「再びコナ・ローがハワイ諸島を直撃し、洪水と破壊の爪痕を残す中、人々やペットたちは被害を乗り越え、生活の立て直しを始めている」とXに投稿した。「この犬たちは、安全な場所にたどり着くために洪水の中を泳がなければならなかった」

ハワイ動物愛護協会が救出したペットたちは、州内のシェルターに空きスペースを確保するため、米国本土のシェルターに移送される予定だ。

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