@addeylonglegz / TikTok

<スペインの学校で働くアメリカ人女性が目にしたのは、自分が食べてきたのとは「まったく違う」給食だった──>

スペインの学校で教師として働くアメリカ人女性が、現地の給食と自身が子供の頃に食べていた給食を比較し、その違いを紹介する写真が大きな話題を呼んでいる。

【話題の写真】「見た目は微妙だが、味は絶品」スペインの学校給食がSNSで話題に「アメリカ人は見習うべき」との声も

アディ・ブレイクニーは現在、セビリアで約2年間生活している。大学ではマーケティングとスペイン語を専攻し、2020年にスペインへ留学したが、新型コロナウイルスの影響で約6週間で帰国することになった。それでもスペインをとても気に入り、いつか戻りたいと思っていた。

卒業後、数年間マーケティングの仕事に就いた後、彼女はキャリアの転換を決意。スペインへ移住し、現地の小学校で英語指導助手として働くことになった。この決断に後悔はなく、とりわけ勤務中に楽しめる給食の質の高さは大きな魅力だ。故郷オハイオ州の給食とは内容が大きく異なるという。

「小学校の頃はスパゲッティやピザ、グリルドチーズに、たまにサラダや野菜が出る程度だった。こことは全然違う」とブレイクニーは振り返る。

「最初に驚いたのは、毎日のメニューの種類の多さ。必ず温かい野菜料理とサラダがある。南スペインなので新鮮な白身魚もよく出るけど、私が子供の頃の学校ではほとんどなかった」

その内容を紹介するため、彼女はTikTok(@addeylonglegz)に1週間の給食の様子を投稿した。写真には「見た目はあまりよくないけど、本当においしい」と添えられている。

給食には通常、サラダ、スープ、魚料理、肉料理、野菜料理などが並ぶ。写真の中では、ある日は「ロモ・アドバード(味付けした豚ロース)」を、別の日には「ファバダ・アストゥリアナ(アストゥリアス地方の豆の煮込み料理)」を味わったと紹介している。この料理にはジャガイモやチョリソーが入ることもあるという。

別の日には、マリネしたチキンや手作りミートボールなども提供され、いずれもオリーブオイルで調理されたさまざまな野菜が添えられる。

「さらに、毎日いろいろな種類のフルーツも出る」とブレイクニーは話す。「バナナ、リンゴ、オレンジ、ブドウ、ナシなど。本当に種類が豊富」食後のデザートとしては、フルーツやヨーグルトが提供されるのが一般的だという。

豊富なメニューが用意されているだけでなく、ブレイクニーと生徒たちは十分な昼休み時間も与えられている。

「昼食と休み時間を合わせて1時間半あって、食事にどれだけ時間を使うか、外で過ごすかは生徒自身が決められる」と彼女は話す。

「授業は午前9時から午後5時までだけど、その分しっかり休憩時間が確保されている。食事を急がなくていいのは嬉しいし、その間に会話をしたり、少し体を動かしたりもできる」

ブレイクニーは私立のバイリンガル校で働いているが、提供される給食の内容は他の学校とも大きく変わらないという。そして、子供に提供する食事という点で、アメリカはヨーロッパから学べる点があると指摘する。

実際、多くの保護者も改善の必要性を感じている。2024年に学術誌『ヘルス・アフェアーズ・スカラー』に掲載された、米カリフォルニア地域の保護者1100人を対象とした調査では、子供が十分な食事時間を確保できていると感じている親は54.2%にとどまった。

給食の質を「良い」と評価した人も36.9%、「おいしい」は39.6%、「健康的」は44.0%となっている。

「ヨーロッパの学校給食の考え方は、アメリカにも取り入れる価値があると思う。特に果物や野菜の種類を増やし、加工食品を減らすことが重要」とブレイクニーは述べている。

こうした指摘をするのは彼女だけではない。今月初めには、イタリア・ボローニャで子供を育てるアメリカ人の母親が、現地の給食とアメリカとの違いを紹介して話題になったほか、それ以前には韓国在住の教育関係者も、給食の水準の違いについて言及している。

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