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<日本では「風呂キャンセル界隈」というワードも広がっているが、実際どれくらいが適切なのか。夏前に要チェック──>
毎日シャワーを浴びないと1日が始まらない人もいれば、たまに浴びなくても気にしない人もいる。
どのくらいの頻度でシャワーを浴びるべきかは、いくつかのシンプルな要素に左右される。どれだけ活動的か、どれだけ汗をかくか、そして肌が洗浄にどう反応するかといった内容だ。
ジムの後に軽くシャワーを浴びるのは理にかなっている。一方で、1日に何度も熱いシャワーを長時間浴びるのは適切とは言えない。
ユニリーバが展開する男性向けボディケアブランド、アックス(AXE)は、厳密なルールに従うよりも、自分に合ったバランスを見つけることが重要だと説明している。
すべての人に当てはまる特定の頻度はない。頻繁に運動する人、屋外で働く人、温暖な環境で生活している人は、汗をかきやすいため、毎日のシャワーが快適さを保つ最も簡単な方法になる。一方で、涼しい日、ほとんど屋内にいて汗もかいていない場合は、シャワーを省いても問題にならない。
洗いすぎによって、肌を守るために必要な天然の皮脂まで落としてしまうという指摘もある。基本的に、肌を清潔に保つことは重要だが、過度な洗浄は逆効果だ。
体臭は必ずしも不衛生を意味しない
体臭はしばしば衛生状態と結びつけられるが、その認識は必ずしも正確ではない。
ユニリーバの研究開発マネージャー、デイビッド・ウォーターズは次のように説明する。「体臭の主な原因は、汗を分解する細菌にある。遺伝やホルモン、食生活、ストレス、健康状態など、さまざまな要因が関係している」
同じ生活習慣でも、人によって体臭の出方が異なるのはこのためだ。
なぜ、汗が強く臭うことがあるのか?
実は、汗そのものはほとんど無臭だ。
ウォーターズによると、「汗は主に水分と塩分で構成されているため、分泌された直後はほぼ臭いがない」。しかし、皮膚上の細菌が汗の成分を分解することで、体臭が生じる。
特に、わきの下や鼠径部にあるアポクリン腺から分泌される汗は、タンパク質や脂質を多く含むため、細菌の栄養源となりやすい。その分解過程で臭いが発生する。
シャワーは短く、温度は控えめに
熱めのシャワーを長く浴びるのは心地よいが、肌には負担となる。15分以内を目安にし、熱すぎるお湯は避けるのが望ましい。ぬるめの温度でも十分に洗浄でき、肌のバリア機能を保ちやすい。
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