野出孝一学長(右)に宣誓の言葉を述べる総代の大戸凜汰朗さん(左)と平山碧海さん(中央)=佐賀市で2026年4月2日午前10時19分、西貴晴撮影

 佐賀大の入学式が2日、佐賀市のSAGAアリーナであった。学部と大学院合わせて1737人の新入生の中で、今春新たに開設された「コスメティックサイエンス学環」の30人も入学し、それぞれが大学生活の一歩を踏み出した。

 野出孝一学長は式の告示で「未来社会の創(つく)り手として大きく成長することを祈念する」と述べた。総代の大戸凜汰朗(りんたろう)さん(22)と平山碧海(みう)さん(18)が「日々研さんに励む」「学生の本分を全うする」などと宣誓した。

 コスメティックサイエンス学環は化粧品関連の科学を専門的に学ぶのが目的で、全国の国公立大でも開設は初めて。「学環」は従来の学部の枠をまたいだ組織で、各地の大学で設置が始まっている。コスメ学環は定員30人に対して304人が受験する人気となった。

入学式に出席した新入生ら=佐賀市で2026年4月2日午前10時11分、西貴晴撮影

 入学式の会場で、コスメ学環に進む新入生らは「ニキビができやすく、皮膚の科学に関心があった」「肌に優しい化粧品を作りたかった」などと志望理由を話した。

 長崎県出身の野崎美桜(みさき)さん(18)は「化粧品は女の子のあこがれなので、友達にうらやましがられている。開発や製品のマーケティングなど理系と文系にまたがる勉強ができるのが魅力。化学が得意なので、化粧品会社の研究員を目指したい」と話した。【西貴晴】

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