赤字経営が続く千葉県松戸市立総合医療センター=松戸市で2026年2月10日午後0時37分、柴田智弘撮影

 赤字経営が続く千葉県松戸市立総合医療センターの再建策を盛り込んだ、2026~29年度の経営計画がまとまった。病床や人員を縮小するが診療科は減らさず、民間譲渡も行わないとしている。

 病床数は現在の稼働568床から519床へ段階的に減らし、病床稼働率を現在の86・1%から92・5%へ上げる。集中治療室(ICU)は16床から半減させる一方、手術室の稼働率を高めて年間の手術料収益を28億円から30億円に増やす。

 職員数は早期退職の募集などにより、25年度1147人から29年度1079人まで減らす。さらに給与体系を見直し、年間の人件費を5億円減らす。これらの改革により、医業の赤字を25年度44億円から29年度17億円に圧縮する。

 一般会計からの繰入金については、28年度までは毎年40億円を投じるが、29年度には30億円に抑制する。27年度に中間見直しを行い、計画が妥当かどうか判断する。【柴田智弘】

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