酒蔵見学で訪れる牧野酒造=ホテルメトロポリタン高崎提供

JR東日本系のホテルメトロポリタン高崎(群馬県高崎市)は10月3日限定で日本酒をテーマとした宿泊プランを販売した。日本酒イベントの試飲チケットが付くほか、貸し切りバスで酒造会社などを見学する。予約は30日まで受け付ける。

10月3、4日に群馬県などが高崎市内の県有コンベンション施設「Gメッセ群馬」で催す地酒の試飲イベント「KANPAI! GUNMA 2025」に合わせてプランを用意した。同イベントでは群馬に加えて茨城、栃木、埼玉、新潟、長野の地酒なども試飲できる。

参加者はホテルのチェックイン時に試飲チケット(11枚つづり)を受け取る。4日はバスで1690年創業の牧野酒造(高崎市)を見学し、東善寺(同市)を巡る。同寺は2027年NHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」の主人公、小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけ・ただまさ)の墓がある。

同ホテルの担当者は「普段、一般の人は牧野酒造の見学はできない。貴重な体験をしてほしい」と話す。

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