上空を飛行するブルーインパルス=加古信志撮影
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 東京で開催される陸上の世界選手権の開幕に合わせ、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が13日に国立競技場(東京都新宿区)など都心の上空で展示飛行をする。

 当日は6機編成で空自入間基地(埼玉県)を出発。午後0時25分ごろから約10分間、国立競技場の上空で演目を披露する。その後は都心上空を約15分間かけて時計回りに一周し、東京スカイツリー(墨田区)▽東京駅(千代田区)▽東京タワー(港区)▽代々木公園(渋谷区)▽都庁(新宿区)――など、東京のランドマークを巡る。「白スモーク」もたくという。

ブルーインパルスの飛行ルート
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 空自トップの森田雄博・航空幕僚長は11日の定例記者会見で「国際的なイベントでの展示飛行を大変誇りに思う。次世代に夢や希望を届ける一助になれば」と語った。

 展示飛行前日の12日には、午後1時15分から同40分ごろにかけて同じルートで予行を実施する。2日間とも天候次第で飛行中止やルート変更の可能性がある。【松浦吉剛】

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