今季162試合までもつれたナ・リーグワイルドカード3位争いはレッズに決定、これで地区優勝を決め、勝率3位のドジャースの対戦相手がレッズとなった。
ワイルドカード3位争いは161試合で83勝78敗とメッツとレッズが並んでいたが、メッツとマーリンズ共に敗れ、83勝79敗。直接対決でレッズがメッツに4勝2敗と勝ち越しているためにレッズがワイルドカード最後の枠に入った。
ワイルドカードシリーズは2勝先取の短期決戦、今季、ドジャースは6試合で5勝1敗と大きく勝ち越し、8月26日からの3連戦では3連勝と相性は良い。さらにレッズはワイルドカード争いが終盤までもつれたためにチーム勝ち頭、14勝のB.シンガー(29)を29日の試合で登板させた。短期決戦でエースを使えない状況となった。
大谷は今季、レッズには23打数3安打で、打率は.130、本塁打はなしとレッズ投手陣を打ちあぐねている。第1戦はB.スネル(32)、第2戦は山本由伸(27)の先発が濃厚となった。
そして、ア・リーグの東地区と中地区の優勝争いは最終戦までもつれ込んだ。まずは東地区、ヤンキースが終盤の7連勝などでブルージェイズに追いつき、共に93勝68敗で最終戦へ。ヤンキースはライスの2本塁打でオリオールズに勝利。しかし、ブルージェイズもカークの2本塁打などでレイズに勝利。共に94勝68敗で並び、直接対決でブルージェイズが勝ち越しているために、10年ぶり7回目の地区優勝。ヤンキースはワイルドカード1位となった。
ア・リーグ中地区も最終戦決着、ガーディアンズは前日、押し出し死球でサヨナラ勝ちを収め、プレーオフ進出が決定、独走していたタイガースに87勝74敗で並び、優勝争いは最終戦へ、ガーディアンズはレンジャーズに逆転サヨナラ勝ちでメジャー史上最大の15.5ゲーム差を逆転し、2年連続13度目の地区優勝。タイガースはワイルドカード3位となり、ワイルドカードシリーズでこの2チームが対戦することになった。
【ナ・リーグ ワイルドカードシリーズ】※2勝先取
■ドジャースーレッズ(ドジャー・スタジアム)
■カブスーパドレス(リグリー・フィールド)
【ア・リーグ ワイルドカードシリーズ】
■ガーディアンズータイガース(プログレッシブ・フィールド)
■ヤンキースーレッドソックス(ヤンキー・スタジアム)
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