10月開幕するNBAで7年目のシーズンを迎えるレイカーズの八村選手は29日、本拠地のロサンゼルスで行われた記者会見に出席しました。
八村選手は、昨シーズン開幕から先発メンバーとして出場し、スリーポイントシュートの成功数が初めて100本を超えるなど確かな成長を見せました。
出場時間は平均およそ32分と自己最長を記録したほか、得点も平均13.1得点と安定した数字を残し、今シーズンも主力としての活躍を期待されています。

八村選手は「NBAで、もう7年目という経験が自信につながっている。自分もしっかり貢献しながらチームが優勝できるように今までやってきたことをしっかり出していきたい」と意気込みました。
オフには日本に帰国し、中高生に直接指導するキャンプを開催していて「日本のバスケがどれだけ成長しているかを感じて感動したし、日本人としての誇りを感じた夏だった。これからも子どもたちにどんどん影響を与えられる選手になりたい」と話していました。

一方、NBAと下部リーグの両方でプレーできる「ツーウエー契約」をブルズと結んだ河村選手も本拠地のシカゴで報道陣の取材に応じました。
河村選手は昨シーズン、グリズリーズとツーウエー契約を結んで日本選手で4人目となるNBAデビューを果たしたものの22試合の出場で平均の出場時間は4分余り、平均1.6得点の成績でした。
背番号は「8」に決まり、2年目の挑戦に向けて「すごくワクワクしている。この機会をもらえることに感謝して、1日1日、全力で向き合っていきたい」と目標の本契約へ決意を話しました。
また“バスケットボールの神様”と呼ばれたマイケル・ジョーダンさんが所属していたチームでプレーすることについては「今でもブルズの一員でいることが不思議でたまらないし光栄だ。伝統あるチームなのでそれに恥じないプレーをしてファンの期待に応えられるように頑張っていきたい」と話していました。
八村選手と河村選手は30日からトレーニングキャンプに臨み、来月の開幕に備えます。
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