夏の甲子園、沖縄尚学高校は19日、準々決勝で対戦した東洋大姫路(兵庫)に2-1で勝利し、夏の甲子園では学校史上初の4強進出を果たしました。

沖縄尚学の先発は、2回戦・鳴門戦以来のマウンドとなる新垣有絃。強打の東洋大姫路打線相手に1回、いきなり四球の走者を出し、東洋大姫路の3番・高畑を迎えるピンチを招きますが、あわやセンター前に抜ける当たりを眞喜志の好守備で防ぎ、失点を許しません。

2回、先制打を放つ伊波

すると直後の2回。沖縄尚学は無死満塁の絶好機に8番・伊波槇人が適時打。さらに、1番・新垣瑞稀の犠飛で追加点、2点を先制します。

新垣が6回を投げ被安打2、自責点1と東洋大姫路打線を抑えると、7回からは、仙台育英戦で169球を投げたエース、末吉良丞がマウンドへ。

9回には2死満塁、一打サヨナラのピンチにも、最後の打者を落ち着いて遊ゴロに打ち取り、ゲームセット。夏の甲子園では沖縄尚学高校初となる4強進出を決めました。

9回2死満塁のピンチも、遊ゴロに仕留めゲームセット

▼眞喜志拓斗 主将
「歴史を塗り替えることができて本当に嬉しい気持ちでいっぱい。だけどまだまだこのチームはこれで満足するようなチームじゃないと思っているので、全国制覇に向けてあさっての試合も一戦必勝で頑張っていきたい」

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