沖縄尚学は2回、ヒットや相手のエラーなどでノーアウト満塁のチャンスを作り、8番の伊波槙人選手のタイムリーヒットで1点を先制したあと、さらに犠牲フライで追加点を奪って、リードを広げました。
先発した2年生の新垣有絃投手は、3回にホームランを打たれて1点を失いましたが、伸びのある速球に鋭い変化球をまじえて6回まで投げ、1失点で打たれたヒットは2本、7奪三振と好投しました。
7回からは、3回戦で169球を投げ抜いた同じ2年生の末吉良丞投手が登板し、9回に2アウト満塁のピンチを背負いましたが、最後のバッターをショートゴロに打ち取って1点のリードを守り切りました。
沖縄尚学が2対1で競り勝って、夏の甲子園では初めてのベスト4に進出しました。
東洋大姫路は、3回に※クワ原大礼選手のホームランで1点をかえし、2回途中からマウンドに上がったエースの木下鷹大投手が好投しましたが、あと1点が遠く、同点に追いつくことはできませんでした。
(※クワ=十に草冠に木)
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