第105回全国高校ラグビーの愛知県大会の準々決勝が一宮市の光明寺公園球技場で行われた。記念大会の今年は愛知から2校が全国大会“花園”に出場する。

<第1地区>王者の貫禄

【中部大学春日丘127-0名古屋工科】

キックオフ早々、名古屋工科がトライのチャンスを掴んだものの得点は奪えず。その後は12大会連続、14回の花園出場を誇る中部大学春日丘が猛攻。貫録の勝利で準決勝に進んだ。

【昭和28-42同朋】

愛知県では上位常連校の同朋相手に、昭和が立ち上がり2連続トライでリードを奪うも、同朋もすぐに追いつき前半を終えて14-14。後半も一進一退の攻防が続いたが、最後は同朋が意地を見せ勝利を掴んだ。

【西陵99-0津島】

1996年度、西陵商業時代に全国優勝経験のある西陵が津島を終始圧倒。順当に準決勝に駒を進めた。

<第2地区>合同チーム意地のトライ

【栄徳102-0名古屋工業】

栄徳は、186センチと長身の宇津野右真主将が強烈な突破力を見せ大量得点。100点ゲームで準決勝に駒を進めた。

【合同(愛知朝鮮・星城・南山・名城大附)7-42瀬戸西】

地力で上回る瀬戸西が安定した戦いで勝利を収めた。一方、4校合同チームはサインプレーなどを駆使し、後半でトライを奪うなど意地を見せた。

【三好64-0名古屋西】

過去、愛知県大会では何度も決勝まで進んだことのある三好。鮮やかなバックス展開で完封勝利を収めた。

【旭丘0-69名古屋】

進学校同士の対決となったこの試合。初の花園出場を狙う名古屋が終始攻め続け、危なげない戦いで勝利した。

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