ソフトバンクの小久保裕紀監督が5年ぶりの日本一を成し遂げてから一夜明けた31日、就任3年目の来季へ「だいぶ前から、こうしようというのはある。同じことをしたら勝てない」と戦力底上げへ、意欲を示した。

 今年は春季キャンプで一部のベテランにキャンプ中盤までの調整を委ねる試みを導入した。来春は一任する対象選手を増やすとし「大所帯だから、見ていない人を見るキャンプにしないと意味がない」と新戦力の発掘を目指す。

 主力の多くがけがで離脱し、柳町や野村ら中堅の台頭で補った今シーズン。監督は「一度壊す」とテーマを掲げた上で「全く違うチームができそうな選手も増えている」と発展へ自信を示した。(共同通信)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。