大相撲の夏巡業は22日、福島市で行われ、同市出身の関脇若隆景が大きな歓声を浴びた。大関昇進を目指す秋場所(9月14日初日・両国国技館)に向け「持ち味である下からの攻めを、どんどん出していきたい」と意気込んだ。
相撲を取る稽古は行わなかったものの、5歳の長男と一緒に土俵入りするなどリラックスした表情。土俵上であいさつした福島市の木幡浩市長からは大関昇進を期待する声も上がり、30歳の実力者は「声援に応えられるように、稽古に精進していきたい」と話した。
取組では同じ荒汐部屋に所属する兄の幕内若元春との一番が特別に組まれ、館内は盛り上がった。(共同通信)
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