女子ソフトテニスの最高峰皇后賜杯・全日本選手権で北広島町の「どんぐり北広島」のペアが初の日本一に輝きました。快挙の知らせに地元も湧いています。

北広島町豊平どんぐり村であった「そばまつり」ステージではここを拠点に活動する「どんぐり北広島」の快挙が報告されました。

中本裕二監督
「念願の皇后賜杯を、ここにありますけど、純銀なんですよ。やっとこの北広島に持って帰ることが出来ました。本当に皆さんのおかげです。ありがとうございました」

今月上旬、開かれた皇后賜杯・全日本選手権。この大会でチームの高橋偲・岩倉彩佳ペアが優勝、日本一に輝きました。2人とも得意なプレーはスマッシュ。決勝戦では積極的に前へ出る攻撃で対戦相手の大学生ペアを圧倒しました。岩倉選手は「向かっていく気持ちが結果につながった」と話しました。

岩倉彩佳選手 (優勝報告/そばまつり会場)
「本当にたくさんの地域の方から応援頂いて、そのおかげでソフトテニスに全力で取組むことが出来てます」

ステージ前に集まったのは地元応援団。チームの信条は地域密着、地元の人たちとのつながりを大切にしています。前身は、実業団の強豪「NTT西日本広島」の女子チーム。10年前、中本監督と当時の選手たちが独立し、「どんぐり北広島」を結成しました。アジア大会の金メダリスト2人を輩出した国内トップチームですが日本一の皇后賜杯にはこれまで手が届きませんでした。

応援団女性
「毎年毎年待ってて、やっと取ってくれたんだなあと思って、すごい嬉しかったです」「もう娘のような、本当に可愛い存在です」

応援団のブースには地元の人らが訪れ銀盃を持って日本一のペアと写真をとっていました。

高橋偲選手
「いつも力を頂いているので、私たちがしっかり結果を残して、地域の皆さんに力を、逆に与えられるように頑張って行きたいと思います。ありがとうございました」

一躍、町のヒーローとなった2人、来年はアジア大会に出場し金メダルをとりたいと目を輝かせていました。

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