ドジャースは30日、本拠地のロサンゼルスでダイヤモンドバックスと対戦し、3試合連続でヒットをマークしている大谷選手が1番・指名打者で先発出場しました。

1回の第1打席は初球のアウトコース低めのストレートを打ってセカンドゴロに倒れ、3回の第2打席では見逃しの三振でした。

両チーム無得点で迎えた5回はノーアウト二塁三塁のチャンスで第3打席に立ち、初球を逆方向のレフトへフライを打ちました。三塁ランナーがタッチアップし相手の守備の送球と際どいタイミングでしたが、判定はアウトでダブルプレーとなり先制点とはなりませんでした。

ドジャースは7回、先発のグラスナウ投手がソロホームランを打たれて先制を許すなどこの回3点を奪われ、そのウラ、打線は2アウト一塁の場面で大谷選手に第4打席がまわりました。ここはフォアボールを選んで塁に出たあと、2番・ベッツ選手のタイムリーヒットにつながりこの回1対3としました。

しかしドジャースは9回にリリーフピッチャーがスリーランホームランを打たれて突き放され、試合はそのまま1対6で敗れました。

大谷選手はこの試合3打数ノーヒット、フォアボールが1つで連続試合ヒットが「3」で止まり打率は2割7分6厘に下がりました。

ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは2連敗、2位のパドレスがこの日の試合で勝ったためゲーム差は「1」に縮まりました。

“次は9月3日(日本時間4日)のパイレーツ戦で登板”

ドジャースのロバーツ監督は試合前、今シーズン二刀流として復帰した大谷翔平選手について次は9月3日、日本時間4日にピッツバーグで行われるパイレーツ戦に中6日で登板すると発表しました。

ことし6月にピッチャーとして復帰した大谷選手は徐々にイニング数や球数を増やしながらここまで11試合に登板し防御率は4.18となっていて、前回27日の登板では初めて5回を投げて1失点、9奪三振と好投し復帰後初勝利をあげました。

ロバーツ監督は30日の試合前の会見で、大谷選手の次の登板は来月3日、日本時間4日にピッツバーグで行われるパイレーツ戦に中6日で5イニングを投げる予定だと明かしました。また登板翌日の試合は休養日とせず、指名打者として出場する見通しだとしています。

大谷選手は8月20日にデンバーで登板した際、翌日の21日の試合は休養日として出場しておらず、27日の前回登板後も翌日はチームのオフのため試合がありませんでした。

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