■高校野球女子選抜 vs イチロー選抜 KOBE CHIBEN(31日、バンテリンドーム ナゴヤ)
今年で5度目の対戦となった「高校野球女子選抜」と「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」のエキシビションマッチが開幕し、2年連続参戦の4番・松井秀喜(51)が両チーム無得点で迎えた3回にライトスタンドへ先制の3ラン本塁打を叩き込んだ。
この日はフリー打撃で“ノーアーチ”だったが、現役時代を彷彿とさせる2年連続の豪快弾を放った。広いバンテリンドームでも勝負強さを発揮し、ドームに集まったファンも文句なしのホームランに大声援を送った。
昨年松井は守備で足を負傷しながらも、8回の最後の打席で東京ドームでは20年ぶりとなるホームランを放った。以前「あれはまぐれなんですよ」と謙遜していた松井。
女子選抜は3回から2人目、関本陽菜(開志学園)がマウンドへ。1死から1番・イチローが打席に立ち、なかなかストライクが入らずにストレートの四球。2死一塁で3番の松坂がセンター前ヒットを放つと、KOBE CHIBENは2死一、二塁のチャンスで4番・松井を迎えた。松井は内角へのストレートを完璧に捉えると、ライトスタンドへ2年連続となるホームラン。1998年のNPBオールスターゲームで自身最長となる160m弾を放った球場で先制のスリーランを放った。イチローも松坂も笑顔で松井秀喜をホームに迎え入れた。
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