日本スポーツ協会は1日、新たに設けた国民スポーツ大会の「改革タスクフォース」の第1回会合を東京都内で開き、焦点の一つとなっている都道府県対抗方式の在り方について議論した。方式自体は維持する方向だが、座長を務める山本浩国スポ委員長は「時代に合わない部分もあるかもしれない。幅広く意見を聞いていきたい」と内容を見直す考えを示した。

 国スポは各競技の成績に応じて都道府県に得点が入り、男女総合優勝には天皇杯が授与される。国スポ改革を協議した有識者会議は3月にまとめた提言で、総合成績の決定方法を分かりやすくすることや、順位付けが必要かどうかを今後議論することを求めていた。(共同通信)

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