尊富士

 大相撲の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)は3日、右上腕二頭筋腱断裂で先場所を途中休場した東前頭12枚目の尊富士(伊勢ケ浜部屋)が8月に患部修復の手術を受けたと明らかにした。相撲を取る稽古はまだ再開しておらず、秋場所(14日初日・両国国技館)の出場が不安視される。

 26歳の尊富士は3日、東京都墨田区の伊勢ケ浜部屋で四股を踏む程度にとどまった。伊勢ケ浜親方は「今はリハビリ。万全に治して、期待に応えるような成績を残してほしい」と慎重な見通しを示した。

 尊富士は昨年春場所の新入幕優勝以降はけがに苦しむ。今場所を全休すれば、11月の九州場所は十両転落が確実な情勢。(共同通信)

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