大相撲名古屋場所を左足親指のけがで途中休場した横綱豊昇龍が4日、東京都台東区の立浪部屋で幕内明生や、幕下以下の力士2人に14戦全勝だった。夏巡業終盤に施していた左肩のテーピングをしないで臨み「大丈夫。普通に稽古しただけ」と回復を強調した。昇進3場所で休場2度と振るわず、秋場所(14日初日・両国国技館)では奮起が求められる。

 1番取るごとに、稽古場に設置されたモニターに約15秒遅れで流れる取組映像を確認。立ち合いの角度などを微修正し「いいところ、駄目なところがすぐに分かる」と効果を実感している。

 5日は横綱審議委員会による稽古総見が行われ、その後は出稽古も視野に入れる。(共同通信)

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