■東京2025世界陸上 男子100m予選(13日、東京・国立競技場)
男子100m予選に出場した守祐陽(21、大東文化大)は10秒37(+0.1m)の組7着で、準決勝進出は叶わなかった。
守はレース後、初めての世界陸上で走ったことに「緊張したんですけど、すごく大きな声援をもらって」と国立競技場の雰囲気に感無量も「うまくそれをエネルギーに変えることができなくて、非常に悔しい思いでいっぱいです」と悔しさをにじませた。
この日、同じ組には今季世界最高タイム(9秒75)を持つK.トンプソン(24、ジャマイカ)らとともに、世界のトップの選手たちと大舞台で戦った守。
「これまで世界陸上に出場するまで、様々な方に支えてもらったりサポートのおかげで、こうやって出場まで行きつけることができた。これからまだ競技人生があるので、今回のこの経験を生かして、今後に繋げていきたいと思います」と感謝の言葉を述べ、前を向いた。
日本勢は3大会連続のファイナル進出を狙ったサニブラウン アブデルハキーム(26、東レ)が、10秒37(無風)の組7着。個人としては6年ぶりに出場した桐生祥秀(29、日本生命)は10秒28(-1.1m)の組5着で、タイムでも拾われず。3人とも無念の予選敗退となった。
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