
陸上の世界選手権の男子400メートルの予選は6組に分かれて行われ、各組の上位3着までと4着以下でタイムの速い上位6人の合わせて24人が準決勝に進みます。
2組に出場したパリオリンピック代表の中島選手は4番手で最後の直線に入りましたが、終盤に追い上げて2着でフィニッシュして準決勝進出を決めました。
タイムは44秒44でおととし、佐藤拳太郎選手がマークした44秒77の日本記録を0秒33更新しました。
これは、予選全体では6番目に速いタイムとなり、中島選手は16日の準決勝で、この種目では34年前の東京大会の高野進さん以来となる決勝進出を目指します。
中島選手は「速いペースになることは分かっていたので、自分のリズムや感覚を信じてラストに備えて一気に行こうと思っていた。会場の歓声が響きボルテージが高くて、それに伴って自分のスピードも上がった。決勝に行くのが一番なのでそこに向けてもう一段階上げていきたい」と話していました。
このほか1組に出場した佐藤風雅選手は45秒10の5着で予選敗退となりました。

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