連合は、今の執行部が来月で任期満了となることから、主要な産業別労働組合の代表でつくる「役員推せん委員会」で人事を検討してきました。

その結果、金属や機械などの企業の労働組合で構成する「JAM」出身で現在2期目の芳野友子会長を続投させ、事務局長には新たに、大手電機メーカーなどの労働組合でつくる「電機連合」出身の神保政史氏を推す方針を固めました。

これらの人事は、来月開かれる連合の定期大会で正式に決定される予定で、芳野氏は3期目に入る見通しとなりました。

「役員推せん委員会」の伊藤敏行委員長は記者会見で「芳野氏については、春闘におけるこの間の賃上げの環境整備や価格転嫁の促進に向けた政府への対応などが総合的に評価をされた」と述べました。

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