
ホクレン農業協同組合連合会(ホクレン、札幌市)の篠原末治会長は17日の定例記者会見で、小売店での販売が始まったゆめぴりかの新米価格について「昨年より上がった。資材高騰などのコストを計算して(主食米を集荷する際に生産者へ支払う)概算金を決めており販売価格も理解してほしい」と述べた。ゆめぴりかの新米は、スーパーによっては5キログラム4000円台後半で販売されている。
今後の新米価格の動向は「現段階で新米の生産量が確定していないので、価格も見通しが立たない」(篠原会長)とした。ホクレンのパールライス部によると、道産米の多くを占めるななつぼしの新米は22日以降に販売される。そのほかの品種も9月下旬から10月上旬ごろの発売を想定しているという。
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