日本民間放送連盟(民放連)は18日、フジテレビジョンからの理事副会長復帰の検討を始めたと発表した。フジテレビで発覚した人権問題を契機に空席となっていたが、ガバナンス(企業統治)体制が確立したと判断した。11月6日に開催する臨時総会と理事会を経て、フジテレビ清水賢治社長が民放連副会長に復帰することを決定する。
民放連は9月18日に緊急対策委員会を開催し、フジテレビの理事副会長復帰について協議した。一連の問題を受けてフジテレビ前社長の港浩一氏が1月に民放連副会長を辞任していた。
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