
食品卸大手の国分グループ本社は18日、若年層への認知度拡大に向けバーチャルユーチューバー(Vチューバー)を活用したアプリなどを運営する「any style(エニースタイル)」(東京・港)と協業すると発表した。国分が持つ食品分野の知識とエニースタイルのネットワークを活用し、ファン参加型イベントなど新しい宣伝方法を模索する。
新しい食品を消費者に紹介する際に同時視聴でVチューバーが食べて感想を発信するイベントなどを検討している。地域の特産品との連携や、国や自治体と組んで地元の食の魅力も発信したい考え。11月初旬から12月中旬に予定する実証実験の成果を踏まえて事業化する。
従来のマーケティング手法では特に10〜20代の若年層の関心をひきつけ、ファンになってもらうことが難しくなっている。人気のVチューバーが持つ訴求力に期待し、ファンの開拓を目指す。
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