仙台市で開かれた懇談会には、経団連の筒井会長や、東経連=東北経済連合会の増子次郎会長など、およそ170人が出席しました。

この中で、東北経済連合会からは、仙台市にある世界最先端の放射光の研究施設「ナノテラス」を、中小企業なども利用しやすくするため、5000万円かかる加入金を、参加したい企業の間で共同で負担できる仕組みを導入していることが紹介されました。

これに対して経団連は「ナノテラス」での研究が、イノベーションの創出に向けた原動力となるとして期待感を示したうえで、企業が垣根を超えて協力し、研究力を高める重要性を確認しました。

懇談で、東経連の増子会長は「急速に人口減少が進む中で、選ばれる地域、企業に変革していくことが重要だ。挑戦を続けて新たなイノベーションを生み出していく」と述べました。

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