レオパレス21は大規模な自己株消却を実施する

レオパレス21は19日、1億3204万6640株の自己株式を同日付で消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数の28.3%に相当する。市場に再放出されるとの懸念を払拭する。

同社は施工不良問題や新型コロナウイルス禍により業績が悪化。米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループの支援を受けて経営再建を進めてきた。5月には最大700億円超の自己株TOB(株式公開買い付け)実施を発表し、保有する自己株が増えていた。

レオパレスは将来の従業員株式報酬の原資を確保するために、発行済み株式総数の5.0%を自社株の保有上限の目安に設定。超過分を消却すると決めた。

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